【剣盾S21使用構築】黒バドランド【最終163位/2043】
【並び】
【コンセプト】
鉢巻ランドロスで黒バドレックス受けを崩して黒バドレックスを通す
【構築経緯】
ザシアン&ムゲンダイナに有利で行動回数を保てる襷黒バドレックスを伝説枠として採用。
黒バドレックスへの明確な受け枠となるバンギラスとバルジーナに鉢巻ランドロスが高負荷を押し付けられるので軸として採用。
この2匹を軸としたときに以下の並びやポケモンが辛いと考え、軸の2匹と組ますことで対策となる枠を採用して構築が完成した。
・受けループ
→じりょくジバコイル
・カバ砂かきノラゴン、イベルタル、ゼルネアス、両ウーラオス、サザンドラ
・ゴリランダー
→ゴツメウインディ
→スカーフ悪ウーラオス
【個体紹介】
バドレックス(黒馬)@きあいのタスキ
性格:おくびょう
特性:じんばいったい
実数値:175-81-101(4)-217(252)-120-222(252)
技構成:アストラルビット/サイコキネシス/ドレインキッス/わるだくみ
※A実数値最低個体
伝説枠。ザシアン対面で不利を取らないかつ幅広い相手と打ち合うことのできる襷を持たせている。
どの構築にも対策が施されており環境的に向かい風であったが、相手の選出を読みやすくしてくれるメリットも感じた。
ランドロス(霊獣)@こだわりハチマキ
性格:いじっぱり
特性:いかく
実数値:191(212)-216(252)-111(4)-*-102(12)-115(28)
技構成:じしん/ストーンエッジ/じばく/とんぼがえり
調整:H11n、補正なしムゲンダイナの眼鏡ダイマックス砲を最高乱数以外耐え
構築の軸。黒バドレックスで誘った受け枠を高火力で崩しにいく。
じばくはあくびループの対策や黒バドレックスを無傷で着地させるため採用。
アシレーヌ@たべのこし
性格:ずぶとい
特性:げきりゅう
実数値:187(252)-*-138(252)-147(4)-136-80
黒バドランドで辛いポケモンに幅広く対応できる受け駒兼詰め駒。
ゼルネアスで詰まされないようにほろびのうた型で採用。
うずしおはほろびのうたとのシナジーだけでなく、ランドロスへ交代する際のリスクを下げる役割として優秀だった。
構築のMVP。
性格:ずぶとい
特性:じりょく
実数値:177(252)-*-165(116)-153(20)-111(4)-95(116)
技構成:10まんボルト/ラスターカノン/ボルトチェンジ/きんぞくおん
A特化テッカグヤのじしんを高乱数耐え(18.7%)
受けループ対策。
このポケモンと鉢巻ランドロスの組み合わせで受けループは崩した。
きんぞくおんは鋼飛行枠を倒したあとの死に出しムゲンダイナのコスモパワーで詰まされないようにと採用したが、黒バドレックスのサポートにもなり使い勝手がよかった。
性格:わんぱく
特性:いかく
実数値:197(252)-131(4)-145(252)-*-100-115
ゴリランダー&ザシアン受けとして採用。
持ち物はザシアンやウーラオスの襷を削るためのゴツゴツメット。
ウオノラゴンの圧力で選出をためらうことが多かった。
性格:ようき
特性:ふかしのこぶし
実数値:175-182(252)-120-*-81(4)-163(252)
技構成:あんこくきょうだ/インファイト/ストーンエッジ/とんぼがえり
ポリゴン2orブラッキー入りのサイクルに強めなスカーフ枠。
相手の黒バドレックスへのストッパーの役割も担っている。
【主な選出パターン】
・VS(スタンパ)
コンセプトとなる選出パターンで、ランドロスで場を荒らして黒バドレックスを通す。
この構築の基本選出。
・VS
@1
ランドロスとアシレーヌのサイクルでイベルタルと対応し、ウーラオスの一貫をつくる。
・VS
@1
ゼルネアスにジオコントロールを積まれると即負けとなるので、対面で詰まされないランドロスとアシレーヌで対応する。
※ランドロスは鉢巻じばくでゼルネアスと1-1交換がとれ、アシレーヌはほろびのうたで流せる。
・VS(受けループ)
鉢巻ランドロスの弊害となる鋼飛行枠をジバコイルでキャッチしてランドロスの一貫をつくる。
・VS
@1
カイオーガを処理するためにこちらもかなり疲弊するので、明確な対策になっているとはいえなかった。
【キツいポケモン・並び】
アシレーヌを疲弊させてしまうと崩せなくなるので非常にシビアだった。
・ゴリランダー&鉢巻ウオノラゴン
ウィンディ引きに合わせてウオノラゴンに釣られると鉢巻エラがみが受からずサイクル崩壊する。
・襷マンムー
じしん+こおりのつぶてで黒バドレックスが乱数で落ちてしまうので安定せず、特性どんかんで威嚇が効かず処理に苦労した。
構築の紹介は以上となります。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
【感想】
ダイマックスなし伝説ありの今回のルールは、懐かしさと新鮮さの両面をもっていてとても楽しかったです。ダイマックスありルールよりも自身の用意した戦術が通しやすいので、上位の方との力の差をより痛感しました。。
ダメだった点をしっかり反省し、次のシーズンに向けて精進していきたいと思います。
【剣盾S9使用構築】鉢巻マリルリ軸攻めサイクル【最終33位/2109】
お久しぶりです。リードマンです。
8世代最初の投稿記事となります。
久方ぶりに納得のいく構築が組めたので、紹介したいと思います。
【並び】
【コンセプト】
鉢巻マリルリの高火力でサイクル戦を優位に展開する。
【構築経緯】
構築の軸を検討するにあたり、環境トップメタのエースバーンとポリゴン2に強いポケモンを考えたところ、鉢巻マリルリが適任であると決め、構築作成が始まりました。
次にマリルリのこだわり解除をするための引き先として、幅広く受けれかつトリックルームでマリルリのサポートもこなせるポリゴン2を採用しました。
次にマリルリとポリゴン2では不利をとるジバコイルやゴリランダーなどのポケモンに有利なエースバーンをサイクルに参加しやすくなる突撃チョッキで採用しました。
次に上記の3体だとパッチラゴンやロトム系統がまだ重たいので、そこに強く出れて幅広い相手に上から高火力で殴ることのできる命の珠ドラパルトを採用しました。
※ここまでの4体が構築の軸となります。
試運転をこなしていく中で、エースバーン+ゴリランダーの並びがマリルリを出せずに不利な選出を強いられることがわかり、この並びへの対策としてきあいのタスキを持たせた大爆発ナットレイを採用しました。
最後の枠には受けループ対策の役割を求めました。そこで、一匹で対策となり選出誘導もできるトゲキッスを役割遂行能力を底上げするラムのみで採用し、構築が完成しました。
【個体紹介】
マリルリ@こだわりハチマキ
性格:いじっぱり
特性:ちからもち
実数値:191(124)-112(252)-101(4)-*-102(12)-85(116)
技構成:アクアブレイク/じゃれつく/ばかぢから/アクアジェット
調整:DL調整、S28振りポリゴン2抜き
構築の要となるポケモンです。鉢巻アクアジェットでエースバーンを縛れ、崩しやストッパーなど様々な役割をこなすことができます。
素早さは役割対象のポリゴン2に先制して攻撃できることを意識した調整となっており、受け駒として多く採用されていたHBカバルドン+HDポリゴン2の並びに一貫するのが強力でした。
ポリゴン2@しんかのきせき
性格:ずぶとい
特性:トレース
実数値:191(244)-90-156(252)-125-117(12)-80
技構成:トライアタック/イカサマ/トリックルーム/じこさいせい
調整:ギャラドスやドラパルトへの受け出しが安定するHB振り
マリルリの相棒です。水技で固定されたマリルリがギャラドスやドラパルトの積みの起点にされやすいので、そのポケモンたちへの受け出しを意識したHB振りです。
マリルリをサポートするためトリックルームは確定で、攻撃技はドラパルトやミミッキュに有効なイカサマと、追加効果が強力でダイマックス適性をもつことのできるトライアタックを採用しました。
エースバーン@とつげきチョッキ
性格:いじっぱり
特性:リベロ
実数値:157(12)-184(252)-96(4)-*-97(12)-168(228)
技構成:かえんボール/アイアンヘッド/とびひざげり/とびはねる
調整:DL調整、最速100族抜き、キョダイ個体
突撃チョッキを持たせることにより、リザードンやトゲキッスなどの特殊アタッカーに明確に優位をとれるようになります。
先述したポケモンへの役割以外には、アッキのみミミッキュにも殴り合ってもらいます。そのため、アイアンヘッドは重宝しました。
素早さについてはリザードンに先制できればよいので、最速100族抜きまでとし、場持ちが少しでもよくなるように耐久に振りました。
ドラパルト@いのちのたま
性格:いじっぱり
特性:すりぬけ
実数値:163-189(252)-95-*-96(4)-194(252)
技構成:ドラゴンアロー/ゴーストダイブ/ふいうち/りゅうのまい
調整:DL調整
選出画面でパッチラゴンを牽制できる高速高火力アタッカーです。
A補正をかけることでH振りポリゴン2の受け出しを安定させなくすることができます。
最速でないことでミラーに弱くなるデメリットを解消するため、ふいうちを採用しました。ふいうちは相手視点から見えない勝ち筋として強力でした。
特性は一定数いた壁展開構築に対抗するため、すりぬけにしました。
ダメージ計算結果↓※ドラパルトへのふいうちはステロ込みの結果
性格:ゆうかん
特性:てつのトゲ
実数値:181(252)-160(252)-152(4)-*-136-22
技構成:タネマシンガン/ジャイロボール/だいばくはつ/ステルスロック
調整:S個体値0
構築の補完枠です。ゴリランダーとエースバーンが同居する構築に対してマリルリの代わりに先発に置くことができ、選出択を潰すことができます。
エースバーンと対面した際は大爆発で11交換を積極的にしかけていきます。
ステルスロックは襷カウンター勢への対策として採用し、草技は命中安定かつみがわりで様子を見てくるアシレーヌやミミッキュに有効となるタネマシンガンを採用しました。
終盤は対面構築(襷カウンター入り)が多かったので、ステルスロックが刺さりました。
トゲキッス@ラムのみ
性格:ひかえめ
特性:てんのめぐみ
実数値:161(4)-*-115-189(252)-135-132(252)
技構成:エアスラッシュ/サイコショック/はどうだん/わるだくみ
調整:なし
補完枠その2です。受けループの対策に特化した技構成です。
受けループの中でトゲキッスへの受け駒となるのはハピナスとバンギラスであると考え、どちらに対しても役割遂行できるようにしました。
尖った技構成のため選出率は極端に低かったですが、一定数存在した受けループへの対策として欠かせないポケモンでした。
【主な選出パターン】
①サイクル選出
+or
コンセプトであるマリルリの高火力を駆使したサイクル選出です。
先発マリルリで相手の1体を倒し、ポリゴン2に引いてからトリックルームを展開して再びマリルリを暴れさせるのが理想的な立ち回りです。
カバギャラポリ2などのサイクル構築に対して選出していました。
②ステロ展開選出
+or
先発ナットレイでステルスロックを巻き、裏に控えているアタッカーを通す選出です。
ダイマックスは能力上昇のダイマックス技を多数もつエースバーンに切るのが理想です。
ナットレイはHPが削れた状態で残しているとエースバーンなどのダイマックス技の起点にされてしまうので、ステルスロックを巻いたあとは早々に大爆発で退場させこちらのアタッカーが先にダイマックスを切る展開を意識しました。
襷カウンターが仕込まれていそうな対面構築や先述したゴリランダー+エースバーン入りの構築に対して選出していました。
※終盤は対面構築と当たることが多く、こちらの選出パターンの試合が多かったです。
③VS受け構築選出
受けループや受け寄りの構築への解答となる選出です。
ナットレイでステルスロックを巻き、大爆発で退場した後、トゲキッスで悪巧みを積んで崩しにかかります。
トゲキッスを受けにきたポケモンには基本ダイマックスを切らずに攻撃します。
仮想敵であるハピナスであれば、相手がダイマックスを切らなければそのままトゲキッスを押し通すことができ、ダイマックスを切ってきた場合は裏のドラパルトでダイマックスを駆使して全抜きを狙いにいけます。
バンギラスへは相手とダイマックスを切るタイミングを合わせてトゲキッスが倒されないようにする必要があります。
我慢してダイマックスを先に切らないことが攻略のポイントです。
【苦手なポケモン、構築】
・弱点保険てっぺきジバコイル
ナットレイを起点にされるとエースバーンでも止まらなくなってしまいます。。
上記のような対面構築が巨大エースバーンのケアもしてあり非常に厄介でした。
・スカーフメタモン入りの受け構築
こちらの受け構築への対策としている積みエースを逆に利用されてしまいます。。
先にダイマックスを切ると勝てないので、メタモンに合わせてダイマックスを切るようにしていました。
・最速スカーフパッチラゴン
ドラパルトを最速にしていないため、シンプルに重たいポケモンです。
電気無効枠がいないためなのかスカーフ持ちだと初手に出てくることが多かったので、ナットレイの大爆発で11交換を狙っていました。
※初手からダイジェットを打ってこられると、ポリゴン2を連れてきていなければ負けてしまいます。。
構築の紹介は以上となります。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
【感想】
この構築の並びは8月中旬から試行錯誤しながらじっくり煮詰めてきたので、
満足のいく結果を得ることができ自信になりました。
新環境でも変化を楽しみながら結果を残せるよう精進していきます。
TNリードマン
【S13使用構築】バンギ軸攻めサイクル【最終2066】
お疲れさまです。リードマンです。
S13で使用した構築を紹介します。
※以下、常体
【使用構築】
【構築経緯】
久しぶりにメガバンギラスを軸としたサイクル構築を組みたいと考え、よく連絡を取り合っているバンギラス使いのジュピター君(@Jupiter_pokei)にアドバイスを求めて訪ねたところ、サイクル系のバンギ軸を組む際にポイントとなる要素を教えてもらった。
〜サイクル系のバンギ軸に必要な要素〜
①水タイプ(タイプ受け)
②キノガッサに強い草タイプ
④鋼タイプ(タイプ受け&どくどくの一貫を切るため)
⑤上から叩ける高速アタッカー枠
⑦地面と電気の一貫をきれる枠
上記の①〜⑤が教えてもらった要素であり、そこに自分がサイクル系の構築で必須だと考える要素の⑥と⑦を追加して構築を組むためのレシピが完成した。
自分なりの解釈で要素の理由を説明すると、というポケモンは数値は高いが、タイプ弱点がとにかく多く有利不利がはっきりしている。特にには絶対に勝てない。
そこで、の弱点でありメジャーなタイプ技を受けるために水タイプと草タイプの受け駒は必要(①②)。また、より速く格闘技をもつアタッカーを受けるための受け駒も必要(③)。この+水タイプ+草タイプの受け駒×2を軸とした場合に、受からないタイプ(虫や妖精)とどくどくの一貫をきるために必要な鋼枠(④)、軸が鈍足であり高速アタッカーを呼びやすいので、そこを上から叩けかつ終盤のスイーパーとしての役割を持てる高速アタッカーが必要(⑤)。
以上が理由であり、これを踏まえて今回採用したのが、
バンギラス→構築の軸
ヤドラン→①(水タイプ受け)と③(格闘技アタッカー受け)を満たす受け駒
ヒードラン@こだわりスカーフ→④(鋼タイプ)と⑤(高速攻め駒)を満たす駒
ボルトロス(霊)→⑦(地面と電気の一貫をきれる枠)を満たす駒
となり、必要な要素をすべて満たす構築が完成した。
※参考にさせてもらったジュピター君(@Jupiter_pokei)のバンギラスの構築の組み方の記事を転載しておく↓(本人許可済)
http://ramo901177.hatenablog.
【個体紹介】
性格:ようき
特性:すなおこし
メガ後:189(108)-203(148)-170-×-140-135(252)
・ステロ+意地特化メガボーマンダのA↑地震を13/16で耐え(82%)
構築のメガ枠であり絶対的なエース。抜き性能を求めているため龍舞型で採用。
構築で困難なを起点にするためにみがわり持ちであり、2ウエポンであるのでタイプ一致技のストーンエッジとかみくだくを採用した。
基本的には後続に控えさせておき、有利対面で繰り出す事を意識した。
ストーンエッジは祈るもの。
ヤドラン@こだわりメガネ
性格:ずぶとい
特性:さいせいりょく
201(244)-72-178(252)-121(4)-101(4)-51(4)
受け駒その①。を受けにいき、引き先に負荷をかけるためにこだわりメガネを持たせている。
回復技を持たないと組ます場合、どうしても有限サイクルとなるため、少ないサイクルで最大限に負荷をかけることのできるこの構成が一番相性がよいと思う。
色違いの自覚を存分に見せてくれた(めっちゃ焼いた)
モロバレル@くろいヘドロ
性格:ずぶとい
特性:さいせいりょく
219(236)-81-134(252)-105-103(20)-50
ギガドレイン/クリアスモッグ/めざめるパワー(炎)/キノコのほうし
意地特化ミミッキュのA↑↑シャドークローZ確定耐え
受け駒その②。の天敵であるを完封する。
とよく組まれるがゴーストZ持ちでも安定して受け出せるようにHB特化。バンギラスでの突破が困難なやに受け出しから勝てるようにめざめるパワー(炎)を採用。
イカサマがなくて困った試合よりもめざめるパワー(炎)がないと詰む試合の方が圧倒的に多かったので、と組ます場合はこの構成が最適解だと思う。
特性:ばけのかわ
159(228)-156(252)-101(4)-X-126(4)-119(20)
じゃれつく/かげうち/つるぎのまい/のろい
A↑↑ミミッキュZでHB特化ドヒドイデが乱数2発(81.6%)
要素⑥(対策)を満たす攻め駒。
サイクル系の天敵であるは、ののろいとで詰めにいく。
と役割集中を仕掛けるためにAB型ではなくHA特化で採用した。
A特化により混乱実やのろいを入れたをA↑↑ミミッキュZで落とせる確率を上げている。
持ち前の対面性能の高さと唯一のZ枠であるため、非常に選出率は高かった。
特性:もらいび
167(4)-99-127(4)-182(252)-128(12)-139(236)
オーバーヒート/ラスターカノン/だいちのちから/ストーンエッジ
(A下降補正あり個体値31)のストーンエッジがB4振りメガリザードンYに確定1発
オーバーヒートで無振りカプ・コケコが乱数1発(81.2%)
④(鋼タイプ)と⑤(高速アタッカー)を満たす攻め駒であり今回の地雷枠。
受け駒のもでも受からないを耐久調整していなければ対面ストーンエッジで出落ちさせることができ、よく2メガ構築で同居している鋼メガ枠にも強いため強力な対策となる。
を「+鋼枠」で対策している方は初手の選出率が高いため、スカーフテロがよく刺さった。
ストーンエッジは祈るもの。
ボルトロス(霊獣)@ウイのみ
性格:おだやか
特性:ちくでん
184(236)-99-103(100)-166(4)-132(156)-123(12)
ボルトチェンジ/めざめるパワー(氷)/ちょうはつ/でんじは
・珠ゲッコウガの冷凍ビームを最高乱数切り耐え
・準速キノガッサ抜き
⑦(地面と電気の一貫をきれる枠)を満たす駒であり、と受けサイクル対策。役割遂行のためのボルトチェンジ、めざめるパワー(氷)、ちょうはつは確定でラスト1枠はや等の高速アタッカーを機能停止にできるでんじはを採用した。
対面操作して裏の攻め駒につなぐ動きが強力だった。
【選出パターン】
VS
→
で起点作りを阻止しつつ場を荒らし、で崩しにいきで詰めることを意識する。
初手から入り、挑発で起点阻止しアタッカーならでんじはで機能停止させる。
に挑発が入ると引いてくるためボルチェン連打し引き先とor合わせて高火力で負荷かけていく。
構築相性はかなりよい。
VS
→+@1
初手はスカーフorがくることが多いため、初手で有利対面をつくり裏を読んで負荷をかけていく。
が苦手な相手に強いポケモンであり火力もあるを控えにおいておき、@1はがいれば、がいればをつれていく。
VS
→
初手で挑発orでんじは→ボルチェンから対面操作し、積みの起点をつくっていくことを意識する。
とで崩していき、最終的にはのろいで退場→と繋いでいく立ち回りを目指す。
HB特化にミミZが乱数(81%)のため、剣舞のタイミングで受け出してきた場合、
のろい→剣舞→ミミZでくろいきりされても処理できる。
しかし、強者は再生力で上手く捌きにくるため、読みも必要。
VS
→
初手から入り、1匹眠らせにいくところからスタート。
※軸はが多いからの胞子を防げない。
無理矢理眠らせてから、有利な裏に引いて負荷をかけていくを意識する。
数的有利をとりにいき、ラス1にののろい→の胞子orで詰める。
VS
→
ののろい→のみがわりorでの試行回数を極力減らす立ち回りで詰めることを意識する。
がいる構築に場合は襷で初手濃厚であるため、をぶつけて砂嵐で襷を削る→リーフストーム読みバックからのオーバーヒートで麻痺させずに処理する。
がいる場合は三日月の舞で復活させにくることを意識して、を合わせて身代わりを残しにいく事を意識する。
VS
→+or
初手で起点役がなら素引きで龍舞の起点にして勝ち。それ以外は挑発から入り、に繋がせないことを意識する。
置き土産でに繋がれた場合でも、
でんじは→挑発→ボルチェン→かみくだく→かみくだく
上記の流れでバトン繋がせずに落とせる。
VS
→
スカーフからくることが多いので、初手でとんぼ→引き読みでサイキネ選択してアドバンテージをとりにいく。
がきたらに引き光合成の回復を妨害しつつ高火力で負荷をかけていく。
を削ってを受からなくする立ち回りを意識する。
VS+or
→+or
初手はメガ枠から入られる事が多いため、どちらのメガ枠にも有利対面となるを初手に置く。
初手のメガ枠への奇襲後のこだわり解除や読み外した際の引き先となるを後発に控えておく。
ラス1枠は胞子の一貫が切れていなかったら、などが受けられてしまいそうなポケモンがいる場合はを選出する。
が非常に刺さる構築なので、有利対面をつくっていくことを意識する。
VS
→
猫ふい型が多く、ラスト1枠が炎パンだとに有効打がないので、が強く立ち回れる。裏のを意識して積まずに殴りにいくことを意識する。
初手から来た場合は地震持ちの可能性が高いので様子見で引く。がいたら好ましい。
VS
→
グロパン型の傾向が高いので要警戒。
初手で来たらほぼグロパン確定のため、は裏に必ず控えておく。
メガせずグロパンをさせないように、初手はを合わせてメガグロパンしたいと思わせることも意識する。
上手く皮残して対面を作れればミミZで瀕死に追い込める。
もしくは炎パンで皮を剥がしにくるため、→へ引けば、貰い火発動して砂嵐ダメ三回込みで縛れる。
【キツいポケモン】
ヌオー
今期の受けルによく組み込まれており、終盤にレートが伸び悩んだ原因。
での突破が困難であり、は裏のに引かれるため対策にならない。
ののろいを駆使して細い勝ち筋を通していた。
処理ルートはいくつか用意しているが、型の判別をしくじると一気にサイクルが崩壊するためキツかった。
構築紹介は以上になります。
【構築の使用感】
軸サイクルで必要と考えた要素を満たしている構築であるため、個々の相性補完が非常によく、様々な構築と対等に渡り合うことができました。
サイクル構築と謳っておりますが、何回も受け出すというわけではなく、1〜2のサイクルで高火力の負荷をかけていく攻め寄りのサイクル構築であり、先発をしっかり読んで常に有利対面をつくることが重要でした。
心構えとしては、ストーンエッジを採用している以上、技外しによる負けのリスクを負うことは否めません(バンギラスの永遠の課題)。そのリスクを受け止め、技外しで負けても勝ち筋をしっかり追えていたかだけを意識してレートに挑むようにしていました。
反省すべき点としては、のような流行したポケモンに対するメタを用意できなかったことであり、必要な要素を満たしつつ、現環境に合わせて構築をカスタマイズしていけるようになることが今後の課題として煮詰めていけるポイントだと思いました。
最終結果
今期のハイライト※レートで普通に当たり負けました()
S14は期間が長いので、しっかり準備して最高レートを狙いにいきたいと思います!!
それでは、S14でまたお会いしましょう〜!!
ここまで読んでくださりありがとうございました!!
【S12使用構築】カビゲンランド【最終2035&第一回大文字オフ準優勝】
お疲れさまです。リードマンです。
S12終盤および第一回大文字オフで使用した構築を紹介します。
※以下、常体
【使用構築】
【構築経緯】
S11で結果を残したカビゴンとエアームドの受けサイクルに魅力を感じ、この2体を構築の軸として「受け×2+攻め×1」の立ち回りを勉強しようとスタートした。
カビムドーではバシャーモが受からないので、3体目の受け枠でドヒドイデを採用。
メガ枠は相手のサイクルをカットでき、状態異常技持ちの受け3体とも相性がよく、最後まで6割の勝ち筋を残せる催眠たたりめメガゲンガーを採用。
ここまでで霊獣ボルドロスやジャラランガ、メガルカリオが重たく、それらを上から縛れつつサイクルで疲弊させた相手を一掃できる抜きエースとして最適だと感じたスカーフカプ・テテフを採用。
最後にZ枠が余ったので、不毛な受けサイクルミラーを崩せたり、催眠ゲンガーの補助を行える重力剣舞地面Z霊獣ランドロスを採用して構築が完成した。
【個体紹介】
カビゴン@フィラのみ
性格:のんき
特性:くいしんぼう
262(212)-130-126(236)-×-138(60)-31
すてみタックル/じしん/あくび/リサイクル
クッションその①であり構築の軸。調整は古くからあるHB欠伸ふきとばし型のもので欠伸ミラー意識でSを最遅にしてある。
ふきとばしを切って2ウエポンにすることでギャラドスやカプ系、ロトム系と打ち合えたり、受け回し選出のときの火力ソースとなる。
欠伸による詰めと非常に高い対面性能で軸に相応しい活躍だった。
性格:わんぱく
特性:がんじょう
172(252)-100-211(252)-×-91(4)-90
ふきとばし/ステルスロック/どくどく/はねやすめ
クッションその②。地面の一貫を切り、メタグロスやミミロップなど積み技のない物理を受けるのとステルスロックを撒くのが役割。
0ウエポンのポケモンはAの実数値を最低値にするのが多いと思うが、イカサマや混乱自傷よりもわるあがきをする機会の方が多く感じたので個体値Vで採用した。
これにより、わるあがき+後述のメガゲンガーのヘドロウエーブでゲッコウガを縛る事ができるようになり、相手のタスキ挑発ゲッコウガに狂気のわるあがき突っ張りが選択肢になる。
ゴツメに触れさせたり、ステロふきとばしやカビゴンと組んだステロあくび展開で裏の攻め駒の圏内に押し込む立ち回りを意識した。
ドヒドイデ@くろいヘドロ
性格:ずぶとい
特性:さいせいりょく
157(252)-61-224(252)-73-163(4)-55
クッションその③。バシャーモやミミッキュを受けたり、テッカグヤやナットレイなどの回復ソースを残飯や宿り木に頼っているポケモンを火傷や毒状態にしてサイクルを有利にするのが役割。
オニゴーリやカプ・レヒレに毒を入れたいのと、たたりめゲンガーの補助のために毒菱を採用。
PPも多いため、どうしても崩せない相手に対してPP合算を仕掛けるときにも重宝する。
ナットレイに対してはこの子でいかに早く焼くかが勝敗の鍵を握るので、一発で焼いた試合の後はポケリフレでめっちゃ可愛がった。
ゲンガー@ゲンガナイト
性格:おくびょう
特性:のろわれボディ/かげふみ
メガ後:135-65-101(4)-222(252)-115-200(252)
たたりめ/ヘドロウェーブ/こごえるかぜ/さいみんじゅつ
攻め駒その①であり構築のエース。受け駒で疲弊させた後に全抜きするのが役割。
基本的には受け駒で状態異常にさせた後に繰り出してたたりめで詰める立ち回りを心がけるが、自身で無理矢理勝ち筋を残せるように催眠術を採用。
カバマンダガルドのマンダを縛るためにこごえるかぜを採用。
状態異常は受け駒で間に合っているため、火力優先でヘドロウェーブを採用している。(王冠システム最高や!)
大文字オフではなんやかんや素催眠で拾わせてもらった試合が結構あったのは秘密()
性格:おくびょう
特性:サイコメイカー
145-81-96(4)-182(252)-135-161(252)
サイコキネシス/ムーンフォース/サイコショック/シャドーボール
攻め駒その②。ゲンガー同様に疲弊した相手を一掃する役割と霊獣ボルトロスやジャラランガ、ルカリザ構築などの攻めよりな構築に対してのストッパーの役割を担っている。
ゲンガーとの相性もよく、サイコフィールドを展開する事で削れたゲンガーをミミッキュやメタグロスの先制技から守れるので、戦略の幅を広げてくれた。
ランドロス霊@ジメンZ
性格:いじっぱり
特性:いかく
189(196)-187(36)-111(4)-×-119(148)-127(124)
S:-1最速メガボーマンダ抜き
HD:C222メガゲンガーのこごかぜ確定耐え
攻め駒その③。 つるぎのまいジメンZにより相手のサイクルを崩し、裏を通しやすくするのが役割。また、テッカグヤやエアームド、サンダーでランドロスをみている相手には交換読み重力で大きなアドバンテージをとることができる。
ゲンガーとの相性も非常によく、重力後にランドロスを早々に倒した場合はゲンガーの催眠術が命中安定で撃てる。重力ターンを消費させようとしてくればランドロスが暴れられる。
襷でないので、初手でめざ氷やこごかぜ持ちと対面しても出落ちさせないためにHDベースとなっている。
HDベースでもA↑↑ジメンZでテンプレきのみカバルドンが確定で落ちるほどの火力はあるので十分であった。
【選出パターン】
①
インキャサイクル。選出段階でまずこの3体で受けきれるかどうかを考える。
受けきれる構築であれば、カビゴンorドヒドイデから入り、サイクルの中で毒菱やステロを撒いてジワジワ追いつめていく。
安定行動で勝てるのがGOOD!!
② + oror ×2
受け重視な「受け×2+攻め×1」。
受けサイクルミラーやランドロスで崩した後に残りの2匹で受けきれそうな場合に選出する。
序盤からランドロスで崩しにいくか、サイクルの中で地面技や電気技に受け出し無償降臨させて崩すのかといったゲームプランをしっかり選出段階でイメージするを心がけた。
③or + oror ×2
攻め重視な「受け×2+攻め×1」。
序盤は受け駒でサイクルを回しながら削りを入れ、全員を攻め駒の圏内に押し込む立ち回りを意識する。
攻め駒はメタグロス・ボーマンダ軸にはゲンガー、ルカリオ・リザードン・ガルーラ軸辺りにはカプ・テテフを選出する。
様々な構築と五分五分以上で戦えるので一番選出したパターンだった。
④oror ×2+ oror
「受け×1+攻め×2」。
受けで後手に回ると不利になってしまう構築に対しての選出パターン。
先発は攻め駒から入り積極的に打ち合う展開に持ち込む。
受け駒は攻め駒が不利対面をとってしまった場合のクッションの役割として選出する。
初手対面で出し勝ちできるかが勝敗の鍵を握る。
⑤
超攻め思考選出。
崩しの手段のオンパレードで受けがまったく成立しない構築に対しての選出パターン。
対面構築のように目の前の敵との1on1にひたすら勝つことを考える。
ゲンガーを補助する上での縦の並びの相性は非常に良く、初手カプ・テテフかランドロスから入りサイコフィールドや重力を展開する事で、催眠たたりめゲンガーのスペックを最大限に発揮する事ができる。
理想的な立ち回りとしては、
1.初手で1on1勝ち
2.で2体目削って退場
3.で重力展開後ジメンZで2匹目突破(重力残り3ターン)
4.起点回避のため剣舞から岩石封じorじしん(重力残り1or2ターン)
5.で命中安定††催眠術††→たたりめで〆
上記のような立ち回りができるのが理想。
だが、当然毎回上記のような立ち回りができるほどレート対戦は甘くない。
それでも最後の手段として、6割で勝利を無理矢理たぐい寄せる事のできる
††催眠術††は強力な技であった。
【ギミック的な並びへの選出パターン】
オニゴーリ・受けループ・イーブイバトンへの選出パターンはほぼ固定されているので、軽く紹介する。
VSオニゴーリ
→
初手のドヒドイデで毒菱を撒き、エアームドのステロふきとばしでオニゴーリを疲弊させてゲンガーで〆る。初手にオニゴーリを合わされた場合は全力で絶対零度をかわす。
VS受けループ
→
相手のエアームドを起点にランドロスの重力剣舞ジメンZで崩していく。
序盤はカビゴンの欠伸やゲンガーの催眠術で対面操作を行い、攻めへの切り替えのタイミングを慎重に探っていく立ち回りを意識する。
VSイーブイバトン
→
初手でドヒドイデで毒菱を撒きにいく。以降はドヒドイテとエアームドをひたすら入れ替えし、初手の起点作りのPPを枯らしにいく。
痺れを切らしてイーブイにつながれてもドヒドイデならくろいきり連打、エアームドならふきとばしで流せば良い。エースのエーフィーやピクシーもランク上昇がなければアシストパワーの威力が足りないため後だしゲンガーが間に合う。
初手の毒菱が挑発で防がれても、PP枯れるまで交換しながら粘る。
【キツいポケモン】
メガハッサム軸
炎技もちがおらず、剣舞バレットパンチでメガゲンガーが縛られるため非常にキツい。
こちらの選出は
早くメガ進化しておきたいのか初手にきてとんぼ返りを撃ちにくる事が多いので、決め打ちランドロスのジメンZを合わせられるかが重要。決まれば7割〜8割削れるので、カプ・テテフのサイコキネシス圏内になり有利になる。外せばサイコフィールド展開させつつゲンガーの催眠祟り目で突破するしか手段がなくなるので厳しい。
天候パ
天候エースを受けきる事のできるポケモンがおらず厳しい。ラグラージにはエアームドが怯みを考慮しなければなんとか受けきれるが、構築によく含まれているカプ・コケコの睨みが効いていて出せない。
こちらの選出は
初手はカビゴンから入り欠伸で天候ターンを消費させつつ対面操作を行う。
天候ターンを計算しながら上手くゲンガーかランドロスの一貫を作る立ち回りを意識する。
怯み技へのカビゴンの自覚がかなり問われるためキツい。
※晴れパは初手コータスがランドロスの攻撃を耐えると踏んで居座ってくるので、ジメンZで落す→後発フシギバナを岩封でS下げつつカプ・テテフで上から縛る立ち回りで勝てた。
構築紹介は以上になります。
【構築の使用感】
目的であった「受け×2+攻め×1」の立ち回りの習得はこの構築でかなり身に付いたと思います。
この構築で特によいと思ったポイントは、選出パターンの①〜⑤でわかるように
「相手の構築に合わせて受けと攻めの比重を意識した選出パターンを柔軟に組む事ができる」
ところです。これが可能となることで、選出段階でのゲームプランが格段に組みやすくなり、選出事故を極限まで減らす事ができます。
ですが、終盤の高レート帯の対戦では、自分の読みの浅さによるプレミや考慮外からの崩しを決められたりと力不足を痛感させれたので、S13はもっとプレイングスキルを磨きたいと思います。
【QR】
ゲンガーのヘドロウェーブが限定技であり、構築を試してみたくても組めない方がいると思ったので、今回はQRを作成しました↓
少しでも多くの方の参考になれば幸いです。
それではS13も楽しくポケモンしましょう!!✨
【S10使用構築】メタグロスタン【最終2032】
お疲れさまです。リードマンです。
S10で使用した構築を紹介します。
※以下、常体
【使用構築】
【構築経緯】
S10の期間中に開催された真皇杯関東予選(大規模オフ会)に向けて運勝ちを拾える構築を組みたいと考え、メタグロスを軸とした構築を組むところからスタートした。
オフ会やシーズン序盤の試運転を経て、「水タイプの崩し+意地メタグロス」による火力の押し付けが様々な構築に対して五分五分以上にやり合えると考え、眼鏡カプ・レヒレと珠ゲッコウガを採用した。
残りの3枠を補完として、電気・地面の一貫と対面操作のできるスカーフランドロス、水タイプで崩せないときの崩し枠かつ積みエースの虫zウルガモス、クッション枠かつ苦手な受け回し構築を崩せるみがわりポリゴン2を採用して構築が完成した。
【個体紹介】
メタグロス@メガストーン
性格:いじっぱり
特性:クリアボディ/かたいツメ
メガ後:171(124)-210(204)-170-×-130-153(180)
構築のエース。調整は意地メタグロスのテンプレ。
サイクル戦で負荷をかけてバレットパンチの圏内に押し込むことを意識した。
また、相手に行動制限をかけたいと考え、おいうちを採用。
メタグロスのおいうちは読まれにくく、HSメガゲンガーやこだわり持ちカプ・テテフなどによく刺さった。
準速100族以下には高火力かつ2割での行動停止を狙えるのが偉すぎる。
カプ・レヒレ@こだわりメガネ
性格:控えめ
特性:ミストメイカー
173(220)-×-135-161(252)-150-110(36)
構築の軸。フィールドを展開してサイクルを安定させつつ高火力の負荷を押し付けていく。受けサイクルに対してはトリックで縛り詰め筋をつくれる。
眼鏡ムンフォorなみのり+バレットパンチで縛れる範囲が広く、使いやすかった。
ゲッコウガ@いのちのたま
性格:おくびょう
特性:へんげんじざい
147-×-88(4)-155(252)-91-191(252)
みずしゅりけん/れいとうビーム/めざめるパワー(電)/あくのはどう
崩し枠その1。メタグロスのバレットパンチ圏内に押し込む仕事を担っている。珠みずしゅりけんによりバシャーモやランドロスをバレットパンチ圏内に押し込んだり、めざめるパワー(電)で水タイプの受け駒やテッカグヤに想定外のダメージを負わせてメタグロスで縛れるようにする。
性格:ようき
特性:いかく
165(4)-197(252)-110-×-100-157(252)
じしん/いわなだれ/とんぼがえり/ばかぢから
スカーフ枠。初手とんぼがえりで対面操作をするのが主な仕事。
構築で重たいカミツルギを屠るためにばがぢからを採用した。
相変わらずじめん技が一貫している構築にはeasy-winできた。
ウルガモス@ムシZ
性格:ひかえめ
特性:むしのしらせ
161(4)-×-85-205(252)-125-152(252)
崩し枠その2。カプ・レヒレやゲッコウガで崩しにくいポリゴン2絡みの受けサイクルやオニゴーリに対してのメタとして、みがわりムシZ型を採用した。
しらせ発動時の虫Zの火力は病み付きになる。
ポリゴン2@しんかのきせき
性格:ひかえめ
特性:ダウンロード
191(244)-×-135(196)-138(4)-116(4)-88(60)
HB:
A4ナットレイのジャイロボールをみがわりが確定耐え
A4テッカグヤのヘビーボンバーが21.9〜25.6%(みがわりが最高乱数以外は耐える)
クッション枠。HBベースのみがわり型であり、回復ソースを宿り木の種に依存しているナットレイやテッカグヤをハメることができる。
Sラインを下げた弊害として毒守ガルドに上から毒状態にされてしまうが、カプ・レヒレと組み合わせることで対応できる。
【メジャーな並びへの選出パターン】
VSカバマンダガルド
→+@1
毒を盛られないように注意しながらHBみがわりポリ2で崩す。
@1は相手の残りの3体に相性のいいポケモンを選択する。
VSカバリザテテフ
→
リザードンは眼鏡レヒレのなみのり+先制技で縛ることを意識する。
スカーフテテフはメタグロスのおいうちで縛る。
VSバンギレヒレランド
→
ランドロスはゲッコウガのみずしゅりけんとグロスのバレットパンチで縛る。
眼鏡レヒレのムーンフォースで負荷をかけていく立ち回りを意識する。
VSポリクチガッサ
→
カプ・レヒレとメタグロスで負荷をかけてウルガモスで抜きにいく立ち回りを意識する。
カプ・レヒレとキノガッサが対面した場合はメタグロスに引き、おいうちで確実にタスキを潰しストッパーの役割をさせないようにする。
VSガルクレセドラン
→
ガルーラに対してカプ・レヒレとポリゴン2で状態異常を防ぎつつ削りを入れ、メタグロスのおいうち圏内まで押し込むことを意識する。
メタグロスVSガルーラ対面で裏にクレセリアが控えている場合は引きが安定行動となるためおいうちが決まりやすい。
ガルーラを処理した後はトリックで拘らせサイクルを崩していく。
→
めざ電ゲッコウガが非常に刺さっているため、他で削りゲッコウガで〆る立ち回りを意識する。
VS受けループ
→
ラッキーかドヒドイデをトリックで拘らせてウルガモスで全抜きする。
ドヒドイデがコオリZの場合は降参。
VSイーブイバトン
→
カプ・レヒレから入り、初手の起点作りに対してミストフィールド展開後のメガ進化しないメタグロスで殴り、ミストフィールドとクリアボディにより起点回避しつつ突破する。Aダウンを防げば、イーブイはメガメタグロスのアームハンマー+バレットパンチで縛れるためeasy-winできる。
※補足
ランドロスが選出パターンに一切でてきてないが、ルカリオ軸や地面が一貫しているメタグロス軸などに選出した。
【キツいポケモン】
ニトチャリザY
キガドレウルガモス
削りを入れた後に回復されて先制技圏外に逃れられてしまうため辛い。
高速移動ボルトロス
※バレットパンチが半減になるS操作持ちポケモン全般がキツかった。
構築紹介は以上。
S10最終レート2032(98位)
S11も楽しく頑張ります!!
【S9使用構築】ゲンガースタンwithジャラ♪【最終2041】
S9お疲れさまでした。リードマンです。
S9の仕様構築を紹介します。
※以下常体
【使用構築】
【構築経緯】
S9では当初からギミック系・受けループに強いエースを開拓したいという目標があった。
そこで挑発ジャラランガに目をつけ、ジャラランガが刺さる構築には通し、
刺さらない構築には取り巻きをジャラランガが苦手な相手に強いポケモンで固めることで、選出誘導によるアドバンテージをとることを目指した。
ジャラランガの天敵であるフェアリーに強いメガ枠としてゲンガー、メタグロスを採用。それでもミミッキュが重いので構築の相性補完をしつつミミッキュに後だしの効く受け枠としてミロカロスと鬼羽ウルガモスを採用。最後にジメンとデンキの一環を切りつつ相手の視えない勝ち筋を作りたかったのでイワZランドロス霊を採用して構築が完成した。
いざレート対戦してみると、フェアリー(ミミッキュ+カプ神)が環境に多く、ジャラランガを通せる構築が滅多になくて選出画面にて強烈な選出誘導を促す置物となり、ゲンガーやメタグロスが大活躍する構築となった。(白目)
【個体紹介】
ゲンガー@メガストーン
性格:おくびょう
特性:のろわれボディ/かげふみ
メガ前:135-×-81(4)-182(252)-95-178(252)
メガ後:135-×-101(4)-222(252)-115-200(252)
シャドーボール/ヘドロ爆弾/きあい玉/こごえるかぜ
ジャラランガが誘うカプ・レヒレやメタグロスに強いメガ枠として採用。
通称小学生ゲンガー。きあい玉は後だししてくるバンギラスやナットレイ意識で、こごえるかぜは後続のZ枠の起点づくりや対面龍舞してくるボーマンダにSを逆転させないために採用した。
性格:むじゃき
特性:ぼうおん
157(52)-131(4)-146(4)-148(220)-112-147(228)
HB:メガルカリオのステロ込みインファ最高乱数切って耐え
S:ギャラドス抜き
C:余りブッパ
構築の核であったはずの置物。受け回し系統を崩すためのちょうはつ、受けルのラッキーを回復タンクにするためのドレインパンチを採用した。Sに補正をかけることで、ギャラドスへの後だしが一回限り安定する。(ひるみは知らない)
構築で重めなマンムーやオニゴーリの上をとっていることもポイントが高い。
特性は構築にフェアリーがおらず相手のジャラランガにカモられてしまうのを防ぐため防音を採用している。
フェアリー環境でほとんど置物だったが、役割対象の受けループにはフェアリーがいないので想定通り通すことができた。※ヌケニンは知らない。
またごく稀に当たるフェアリーなしの構築には無類の強さを誇るのでお気に入りのポケモンである。
メタグロス@メガストーン
性格:ようき
特性:クリアボディ/かたいツメ
メガ前:167(92)-173(140)-153(20)-104(4)-110-134(252)
メガ後:167(92)-183(140)-173(20)-113(4)-130-178(252)
対カバリザ殺戮マシーンとなったスーパコンピュータ。
フェアリーへの打点となるアイアンヘッドの他に、構築単位でカバリザYがどうしようもなく重いため、どちらと対面しても有利対面になるいわなだれとくさむすびを採用した。
ラスト一枠は、ガルーラやポリゴン2、ナットレイの打点となるアームハンマーを採用した。アイへひるみ→アムハンでH振りポリゴン2を無償で突破できるととても気持ちいい。
ギルガルド入りに出す場合には技構成から手も足もでないため、ミロカロスかウルガモスを引き先として用意しておくことを心がけた。
ウルガモス@ウイのみ
性格:おくびょう
特性:ほのおのからだ
191(244)-×-102(132)-156(4)-126(4)-149(124)
ほのおのまい/はねやすめ/おにび/ちょうのまい
S:準速ミミッキュ抜き
ミミッキュを機能停止にさせる鬼羽ガモス。
この構築にはミミッキュが刺さっており被選出率が高い。そこでケアを厚くするためあわよくばミミッキュを起点にできる型のウルガモスを採用した。
この型のおかげでポリクチミミッキュガッサのような並びに強く出れる。
鬼火で相手の物理アタッカーの火力をそぎミロカロスで詰ませにいったり、Z枠の起点にする立ち回りもシンプルに強力だった。
ミロカロス@かえんだま
性格:ずぶとい
特性:ふしぎなうろこ
201(244)-×-144(252)-122(12)-145-101
構築の物理受け。やけど状態にさえなれば積み技のない物理アタッカーを受けきることのできる数値が強みであるが、あくびループを自然に断つことができるのも便利である。
技構成はねっとう、じこさいせいは確定で、対面マンダのSを上昇させずにゲンガーにつなぐためのこごえるかぜとバトンギミックにeasy winするためのくろいきりを採用した。
ミロカロスはやけどダメによる自主退場ができるため、くろいきり連打で起点にさせないといった立ち回りもできてプレイングの幅が広がった。
陰のMVPである。
ランドロス(霊)@イワZ
性格:いじっぱり
特性:いかく
181(132)-198(116)-111(4)-×-116(124)-128(132)
A:11nかつHBサンダーをZストーンエッジで高乱数で落とせる数値
D:あまり ※めざ氷や火力に振り切ってないレヒレの水技を耐える
相手から視えない勝ち筋を生む構築の地雷枠。
構築で重たいサンダーやテッカグヤなどの浮いてる物理受けを崩したり、終盤にロックカットで縛り関係を逆転させることを狙っていく。
つるぎのまいをみせるとヒコウzやジメンzを警戒し、仮想的のテッカグヤやサンダーが居座るまたは受け出してくるため非常に刺さった。
2000チャレで相手の後続に削れたフェローチェが控えている状況のメガクチート対面で、タスキ潰しふいうち読みロックカットが通って勝った試合は脳汁止まらなかった。
※この型はFFのジュピター君(
に構築相談をしたときに教えてもらい、欠けてたピースががっちりハマった。ジュピター君、ありがとう!!✨
【選出パターン】
メガ枠or+Z枠or+クッション枠or
構築がちょうど2メガ・2Z・2クッションとなっているため、相手の構築に通りの良い方を選択する。
フェアリー枠がいる相手には基本ジャラランガは出さないので、Z枠はランドロスが多かった。
クッション枠はバシャーモやランドロスがいる構築にはミロカロス、ルカリオやフェローチェ入りにはウルガモスを選出する。クッション枠が両方ともミミッキュに強い型のため、ミミッキュに選出をゆがめられないのがよかった。
【メジャーな並びへの選出】
VSカバマンダガルド
→or
ミロカロスの通りがよいのでミロカロスを大事に扱い、最終的にゲンガーとミロカロスのこごえるかぜでマンダを詰めていく。
VSカバリザテテフ
→
メタグロスの奇襲をカバリザに通すことを意識して立ち回る。
VSバンギレヒレランド
→
ゲンガーのきあい玉でバンギを落とすことを意識する。相手のランドロスは持ち物がわからない間はスカーフ前提で立ち回り、こちらのランドロスをギリギリまで隠してジメン技が一環してると思わせておくことで終盤のランドロスの起点にする。
VSポリクチガッサ
→
先発はミロカロスを繰り出し、DLポリゴン2のC↑を防ぐ。そこからはミロカロスとウルガモスで受け回しつつ相手をやけど状態にする立ち回りを意識する。
クチートを上手く焼けたらeasy winできる。
VSガルクレセドラン
→or
相手のミロカロスの処理ルートが乏しいため毒状態にされないように慎重に焼くことから始める。ガルーラがグロパン持ちでなければミロカロスで受けきれるのでHP管理を意識しながらねっとうやけどを狙いにいく。やけどが入り定数ダメをクレセやガルーラが負う状態になってからゲンガーやメガ枠で崩しにかかる。
VSロップカグヤレヒレ
→or
ランドロスでテッカグヤを崩すことを意識する。ミミロップやテッカグヤにクッション枠を合わせ、やけど状態を狙いつつランドロスのつるぎのまいを積む機会をうかがう。
ストーンエッジZでテッカグヤを崩せれば有利な展開に持ち込める。
VS受けループ
→
ジャラランガで崩すことを意識する。
純正受けルはゲンガーをバンギラスでみることが多いのが、合わされたとしてもきあい玉で返り討ちにするかミリ耐えされてジャラランガの起点にできるため問題ない。
ゲンガーラッキー対面ではでんじはを読んでウルガモスに交代する。麻痺状態になってしまえば、どくどくで処理できなくなるので、ラッキーを鬼羽ウルガモスで起点にできる。
VSギミック系バトン軸
→or
初手の起点作り要因を早急に倒して数的有利をとり、バトン要因に対してミロカロスを繰り出してくろいきりでリセットする。
ミロカロスのおかげで基本的にeasy winできる。
【キツいポケモン】
瞑想ショック勢
迅速な処理ルートがなく当たったときには頭を抱えた。
とくに速いみがわり瞑想クレセリアはお手上げだった。()
対面で勝てるのがジャラランガ、ミロカロス、ランドロスだが、少しでも削れていると圏内になってしまうのでキツい。焼けたミロカロスを上手く合わせる必要がある。
デンキ枠がおらず処理ルートに乏しいためキツい。特にみがわり持ちはミロカロスやウルガモスが起点にされてしまうため。降参レベル。
構築紹介は以上。
※以下敬体
【S9の総括&最終日の感想】
S9はインフレのシーズンでしたが、自分は上手く流れに乗れず悔しい結果となりました。😹
↓最高レート時のキャプ ※あと1くれ〜
それでもミロカロスや挑発ジャラランガなど今まで使用したことのないポケモンや型を組み込んで、ある程度戦えたのは新しい収穫になりました。✨
そして最終日に終電後の2:30ぐらいまで仕事が終わらず、一度は今期撤退まで考えたのを、諦めずに現場近くのネカフェで充電が切れるまで潜り、結果的に6時過ぎまで対戦できたことを本当によかったと思っています!!
もし泣き寝入りして撤退してたらしばらく立ち直れないレベルで後悔していたと思います。💦
最終日のレートはFFの方々ともたくさん当たりますし、熱いバトルができるので大好きです!!
今後も最終日の翌日はなるべく有給とって朝までがっつりできるようしようと思いました。
改めて対戦してくださった方々ありがとうございました!!
またS10でお会いしましょう!!