【剣盾S21使用構築】黒バドランド【最終163位/2043】
【並び】
【コンセプト】
鉢巻ランドロスで黒バドレックス受けを崩して黒バドレックスを通す
【構築経緯】
ザシアン&ムゲンダイナに有利で行動回数を保てる襷黒バドレックスを伝説枠として採用。
黒バドレックスへの明確な受け枠となるバンギラスとバルジーナに鉢巻ランドロスが高負荷を押し付けられるので軸として採用。
この2匹を軸としたときに以下の並びやポケモンが辛いと考え、軸の2匹と組ますことで対策となる枠を採用して構築が完成した。
・受けループ
→じりょくジバコイル
・カバ砂かきノラゴン、イベルタル、ゼルネアス、両ウーラオス、サザンドラ
・ゴリランダー
→ゴツメウインディ
→スカーフ悪ウーラオス
【個体紹介】
バドレックス(黒馬)@きあいのタスキ
性格:おくびょう
特性:じんばいったい
実数値:175-81-101(4)-217(252)-120-222(252)
技構成:アストラルビット/サイコキネシス/ドレインキッス/わるだくみ
※A実数値最低個体
伝説枠。ザシアン対面で不利を取らないかつ幅広い相手と打ち合うことのできる襷を持たせている。
どの構築にも対策が施されており環境的に向かい風であったが、相手の選出を読みやすくしてくれるメリットも感じた。
ランドロス(霊獣)@こだわりハチマキ
性格:いじっぱり
特性:いかく
実数値:191(212)-216(252)-111(4)-*-102(12)-115(28)
技構成:じしん/ストーンエッジ/じばく/とんぼがえり
調整:H11n、補正なしムゲンダイナの眼鏡ダイマックス砲を最高乱数以外耐え
構築の軸。黒バドレックスで誘った受け枠を高火力で崩しにいく。
じばくはあくびループの対策や黒バドレックスを無傷で着地させるため採用。
アシレーヌ@たべのこし
性格:ずぶとい
特性:げきりゅう
実数値:187(252)-*-138(252)-147(4)-136-80
黒バドランドで辛いポケモンに幅広く対応できる受け駒兼詰め駒。
ゼルネアスで詰まされないようにほろびのうた型で採用。
うずしおはほろびのうたとのシナジーだけでなく、ランドロスへ交代する際のリスクを下げる役割として優秀だった。
構築のMVP。
性格:ずぶとい
特性:じりょく
実数値:177(252)-*-165(116)-153(20)-111(4)-95(116)
技構成:10まんボルト/ラスターカノン/ボルトチェンジ/きんぞくおん
A特化テッカグヤのじしんを高乱数耐え(18.7%)
受けループ対策。
このポケモンと鉢巻ランドロスの組み合わせで受けループは崩した。
きんぞくおんは鋼飛行枠を倒したあとの死に出しムゲンダイナのコスモパワーで詰まされないようにと採用したが、黒バドレックスのサポートにもなり使い勝手がよかった。
性格:わんぱく
特性:いかく
実数値:197(252)-131(4)-145(252)-*-100-115
ゴリランダー&ザシアン受けとして採用。
持ち物はザシアンやウーラオスの襷を削るためのゴツゴツメット。
ウオノラゴンの圧力で選出をためらうことが多かった。
性格:ようき
特性:ふかしのこぶし
実数値:175-182(252)-120-*-81(4)-163(252)
技構成:あんこくきょうだ/インファイト/ストーンエッジ/とんぼがえり
ポリゴン2orブラッキー入りのサイクルに強めなスカーフ枠。
相手の黒バドレックスへのストッパーの役割も担っている。
【主な選出パターン】
・VS(スタンパ)
コンセプトとなる選出パターンで、ランドロスで場を荒らして黒バドレックスを通す。
この構築の基本選出。
・VS
@1
ランドロスとアシレーヌのサイクルでイベルタルと対応し、ウーラオスの一貫をつくる。
・VS
@1
ゼルネアスにジオコントロールを積まれると即負けとなるので、対面で詰まされないランドロスとアシレーヌで対応する。
※ランドロスは鉢巻じばくでゼルネアスと1-1交換がとれ、アシレーヌはほろびのうたで流せる。
・VS(受けループ)
鉢巻ランドロスの弊害となる鋼飛行枠をジバコイルでキャッチしてランドロスの一貫をつくる。
・VS
@1
カイオーガを処理するためにこちらもかなり疲弊するので、明確な対策になっているとはいえなかった。
【キツいポケモン・並び】
アシレーヌを疲弊させてしまうと崩せなくなるので非常にシビアだった。
・ゴリランダー&鉢巻ウオノラゴン
ウィンディ引きに合わせてウオノラゴンに釣られると鉢巻エラがみが受からずサイクル崩壊する。
・襷マンムー
じしん+こおりのつぶてで黒バドレックスが乱数で落ちてしまうので安定せず、特性どんかんで威嚇が効かず処理に苦労した。
構築の紹介は以上となります。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。
【感想】
ダイマックスなし伝説ありの今回のルールは、懐かしさと新鮮さの両面をもっていてとても楽しかったです。ダイマックスありルールよりも自身の用意した戦術が通しやすいので、上位の方との力の差をより痛感しました。。
ダメだった点をしっかり反省し、次のシーズンに向けて精進していきたいと思います。