【S8使用構築】サイクルカットメガバンギ【最終2058】
S8お疲れさまでした。リードマンです。
S8の使用構築を紹介します。
※以下常体
【使用構築】
【構築経緯】
S7で流行した純正受けルがS8にも一定数いることを想定してそこに有利をとれるメガ枠として龍舞メガバンギに注目した。
受けルに対してメガバンギを通すためには状態異常を防止する必要があるため、カプ・レヒレを採用。バンギレヒレの並びで重いガッサやミミッキュ、カミツルギを受けるためにモロバレルを採用。
ここでキーマさんがS7で使用したバンギレヒレバレルの並びや技構成を参考にし、構築の基本選出が完成。
バンギレヒレバレルの相性補完として、個人的に必要だと考えたスカーフ枠・鋼枠・Z枠・電気無効枠を採用して構築が完成した。
※許可を頂いているので、参考にしたキーマさんの記事のリンクを貼らせていただきます。
【個体紹介】
性格:いじっぱり
特性:すなおこし
メガ前:191(124)-187(124)-131(4)-×-121(4)-113(252)
メガ後:191(124)-220(124)-171(4)-×-141(4)-123(252)
H:16n-1
A:11n
BD:端数
S:準速
構築の軸であり絶対的エース。
受けにも攻めにも使用するため効率の良い調整配分にした。
エッジ&じしんで広い範囲を対応できているため、ラスト一枠には相手のサイクルを崩すためにおいうちを採用。ミストフィールドと組み合わせることでゲンガー等の霊や毒タイプへのおいうちが決まりやすくなる。
おいうちとりゅうのまいを併用することで、自身が崩しと抜きエースの役割を担うことができ非常に使いやすかった。
※おいうちが成功したタイミングでメガ進化する仕様が最高でめちゃくちゃドヤれる。
カプ・レヒレ@たべのこし
性格:ずぶとい
特性:ミストメイカー
177(252)-×-177(204)-120(36)-151(4)-107(12)
受けの要その①。調整はバシャに繰り出すことを想定しHBのテンプレ調整。
2ウェポンに加え相手の受け構築やギミック構築を咎めるちょうはつと後続や自身の耐久力の底上げになるリフレクターを採用。
構築の苦手なバシャやゲッコウガに対しての安定した引き先になり、バンギのカモであるゲンガーやアーゴヨン、ウツロイドを誘き寄せてくれた。
モロバレル@くろいヘドロ
性格:ずぶとい
特性:さいせいりょく
221(252)-×-134(252)-105(0)-101(4)-50(0)
ギガドレイン/クリアスモッグ/めざめるパワー(炎)/キノコのほうし
受けの要その②。ミミッキュやカミツルギを意識してHB極振り。
3ウェポンは雨パのラグや水タイプと打ち合うためのギガドレ、ミミッキュ意識のクリアスモッグ、炎4倍弱点たちを意識のめざ炎で確定。イカサマを抜いた弊害としてメタグロスが重くなるが、レヒレのリフレクターと組み合わせて頑張る。
構築にぶ刺さっているカミツルギを幾度となくめざ炎で焼いてきた。
ボルトロス(霊)@カクトウZ
性格:おくびょう
特性:ちくでん
175(164)-×-92(12)-175(76)-101(4)-168(252)
10まんボルト/きあいだま/めざめるパワー(氷)/わるだくみ
崩しの役割として採用。調整はS5の記事と同様。
構築で重たいナットドランポリ2を崩すためにきあいだまZを採用。
バンギと合わせて受けルを崩すことができる。
レヒレに対して受けにくるポケモンに挑発をいれたり壁を張ってから引くことで起点にしていた。
カバルドンがC↑↑のきあいだまZでとぶため、カバマンダ軸にはイージWINできた。
性格:いじっぱり
特性:いかく
165(4)-216(252)-114(28)-×-101(4)-139(220)
じしん/ストーンエッジ/とんぼがえり/ばかぢから
S:135族抜き抜き
スカーフ枠&抜きエースとして採用。
いじっぱりの理由は構築で重たいメガメタグロスをじしんで中乱数で落とすことができるのと、初手のスカーフランド対面で後攻とんぼがえりを撃てるようにするため。
じしん、とんぼがえりは確定とし、ボルトや耐久振りリザyを一撃で落とすためのエッジと少し削れたカミツルギを落とせるばかぢからを採用。
じめんが一貫している構築には積極的に選出して存分に暴れてもらった。
とんぼ→バレルバックという立ち回りが単純に強力。
性格:ようき
特性:クリアボディ
メガ前:167(92)-173(140)-153(20)-×-111(4)-134(252)
メガ後:167(92)-183(140)-173(20)-×-131(4)-178(252)
※調整はグロス使いとして有名な実況者であるSAZINさんのもの
鋼枠&裏エースとして採用。
バンギの技構成的に厳しいバナやバレル、ブルドヒがいる構築に対して主に選出する。
安定した打点と運勝ちを拾うためのアイヘ、グライオンやボルトを一撃で落とすれいパン、役割対象意識のしねんのずつき、ブルドヒに組み込まれやすいガルドやドランを意識してじしん(じだんだはガルドに対して択をとることになるのを嫌い不採用)
たいていのバレルは居座ってくるのでタイプ相性をわからせた。(特大ブーメラン)
【主な選出パターン】
この構築の基本選出。
ゲンガーやアーゴヨン、カミツルギ等でレヒレをみている構築に対して繰り出す。
初手レヒレでフィールド展開してゲンガーを釣り出し、バンギバック→おいうちで
処理する。この立ち回りが決まれば、レヒレバレルを崩す手段がなくなるため圧倒的優位なサイクル戦を行うことができる。
ミストフィールド下でバレルをなるべく繰り出さないように、序盤はレヒレバンギでまわすことを意識した。
この選出が自然とできたときの勝率は非常に高かった。
カバマンダガルドを筆頭としたマンダ軸や受けル、鋼枠がテッカグヤである受けサイクルに対しての選出パターン。カバマンダガルドのガルドの流行は毒まも残飯のシャドボ1ウェポンであり、ミストフィールド下のバンギに有効打がない。そこでレヒレ対面で攻撃技を選択させてブレードフォルムにさせつつバンギを合わせる→りゅうのまい警戒でブレードフォルムのまま交代するところにおいうち!といった流れで処理する立ち回りをしていた。ガルドを処理できればボルトが受からなくなるため勝てる。
おいうちにキンシを合わされた場合はいったんレヒレにバックし次のサイクルを仕掛ける。次のサイクルでは意識が薄くなっているのでりゅうのまいを選択する。
こうしたガルドに対して2択をとれることがおいうちりゅうまい併用バンギの強みである。
受けルに対してはバンギでゲンガーを処理するかラッキーにおいうちで負荷を与え、ボルトを受からなくする。
ボルトをウツロイドでみている構築にも、ボルトに受け出してきたときに削ればバンギの追い打ちで縛れるためボルトが受からなくなる。
ボルトの弊害となるポケモンをバンギで処理する立ち回りを意識する。
イーブイバトン軸にもこの選出であり、メガフーディンが起点役でなければ基本バトンさせずに処理できる。
③ランドロス+クッション枠+エース枠
地面が一環している構築やルカリオ、メタグロス、リザードンがメガ枠の構築に対しての選出。初手にランドロスを繰り出し初手対面で一撃で落とせる相手なら殴る、それ以外はクッション枠にとんぼで引きアドバンテージをとっていくことを意識する。
クッション枠のバレルもレヒレも起点回避できる技を持っているため、裏に地面無効枠が控えていそうでも積極的にじしんを選択することができた。
初手コケコ対面はじしん安定。
ブルドヒや毒草タイプの受けがいる構築に対しての選出パターン。
ゴツメ枠がクレセならバンギ(メガなし)、カバルドンならレヒレを選出する。
バンギはメガなしでも役割対象のクレセに対して砂ダメ&おいうちで負荷を与えれるため2メガ選出でも問題ない。
【無理なポケモン】
気合玉持ちメガゲンガー
コンセプト的に切ってる。ミイラ採りのバンギがミイラになる(白目)。
ランドカビゴンのようなステロ+あくびループに組み込まれているゲンガーは大抵持ってるのでスカーフランドで対応する。
どんな型でも厳しく、クッション枠が圏内まで削れてしまうとゲームセット。シビアなHP管理を強いられる。
メタグロス+地面無効枠
グロス単体ならそこまで辛くないが、地面無効枠と組まされるとランドが安定しなくなるため厳しい。
その場合はレヒレで壁張ってバンギのおいうち圏内まで削る立ち回りが必要であり、アイへの怯みで運勝ちされる(白目)
あるいはバレルで眠らせてバンギのおいうちを当てるか…
構築紹介は以上になります。
【S8の総括】
S8は今までで一番苦戦したシーズンで最終日前日にやっと1900に乗るといった具合でした。
最終日前日まではグロスの枠がゴーストZギルガルドでしたが、グロスに変えて今の構築にしたところ最終日で2075まで上げることができました!
21まで届かなかったのは残念でしたが、バンギレヒレバレルという強力な基本選出を手にすることができて収穫のあるシーズンでした。
この構築はしっかり煮詰めていこうと思います✨
では、S9もレートライフをエンジョイしましょう!